羊女のニュージーランド滞在記

羊女、羊の国のカフェでコーヒーと人生について考える

カフェをめぐった冒険 Ironique @ Mt Eden

まだ羊女がほんの小娘だった頃、アラニス・モリセットという人のジャグド・リトル・ピルというアルバムがグラミー賞を取りましてですね。私もそのアルバムを買ったひとりでした。MDに入れて、ぐるぐる聞いていたのですが、その中のIronicという曲、その当時はふーん、そんなもんですかね、という程度で聞いていましたが、年齢を重ねていくにつれてちょっと薄暗く「へっ」って笑いながら聞けるようになりました。いい曲ですよ、特に

It's meeting the man of my dreams
And then meeting his beautiful wife
And isn't it ironic...don't you think
A little too ironic...and, yeah, I really do think...

のくだり(笑)
でも、と同時にこの歌詞の内容って、Ironicではないよな、と思うんです。Ironicって皮肉、っていうことだと私は認識しているのですが。歌詞の内容は皮肉、というよりかは、ツイてなかったね、今回、って感じでしょうか。英語でそういうのをどういうか、わかりませんが(笑)

という訳で今回ご紹介するカフェはMt Eden Village内にあるIroniqueというカフェ。

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羊女がニュージーランドに来て、初めてMt Eden Villageに来たときからずっとあるので、割と歴史あるカフェではないでしょうか。(違ってたらごめんなさい)落ち着いた雰囲気のある店内と重厚な感じの家具がうまい具合に溶け合って、「そんじゃそこらのぽっとでの新参者には負けぬわ!」という古参武士のような印象を受けます。もちろん客層も人生の練れ者たちが多数。60代くらい(かな?)の女性3人組がお茶を片手に女子会真っ只中の横、窓際のアンティークなソファ席に腰を下ろし、羊女が今回オーダーしたのは…

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Mocaccino Decaf($5.40)。使っているコーヒー豆はOrganicoの様子。平日のランチタイム後、午後1:00ごろは、Mt Edenらしい、カジュアルだけれど優雅なおばあちゃんや、所謂Ladyと表現して過不足ない落ち着いた世代の女性たちが、グループだったり一人だったりしながら、ランチをゆっくり楽しんでいました。音楽は遠く、何か中東系の曲に聞こえたりもしなくもなく、どちらかと言えばそれはBGMではなく、キッチンの中のシェフが自分用に聞いている曲がちらっと漏れてきている感じにも聞こえるけれど、それが決して不快ではなく、むしろ少々薄暗い、重みのある店内によくあっているような気がしました。

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羊女、実は白状しますが、カフェで直接このブログをかいているわけではございません。カフェではチェックリストをちゃちゃちゃっとメモって、あとから雰囲気を思い出しながら書いています。ただいま友人宅のナイスなソファに腰掛けて、もやーっと外を見ながらIroniqueかあ、どうだったかなあ...と考えておりますが、ふと見たそのときのメモには、こう書いてありました。「落ち着く感じはない。キウイ(ニュージーランド人)のおばあちゃんの家に呼ばれた落ち着かなさ。素敵かもしれないが、ここは私の居場所じゃない。たぶん、思い出さない。」落ち着かない連呼です。すでに冒頭の発言を撤回しています。何があった羊女。相当疲れてたんでしょうか。改めて思い出してみるとそんな感じもしません。温かみがあるか、というと表現は難しいですが。確かに、昔のニュージーランド、というのか、アーバンなカフェに入るのとは違った敷居の高さ、私はまだそこに至っていないのだ、と否応無しに認識されられる雰囲気はあったのかもしれません。要は羊女、まだまだ小娘、ということです。(そんな歳でもありませんがねえ)

パソコン作業が出来るかというと、そういう雰囲気ではありません。ただし、書きものや読書には最適で、読書には今回私が座った席が特等席ではないでしょうか。アンティークソファに腰掛けて、窓からEden Villegeを行く洒落た中高年層を見て、ああ、この国の、ここに住む人々はいくつになっても自分があって、楽しいことや好きなことを忘れずに生きている。挑戦することを忘れずに生きている、なんてことを考えるには最高。店員さんも概ね放っておいてくれそう。書きものは店の奥のほうが、落ち着いて出来るかもしれません。パワーポイントは壁際のソファ席にあり。

そんなこんなで私も読書を...と本を手に取りかけて、お隣の女子会から聞こえた会話の一部。お付き合いしている男性が、どうやら彼女の息子に「彼女からメールが来ないんだ、彼女は大丈夫なのか。何かあったんじゃないか。メールを送ってくるように言ってくれ」と頼んだらしく、それに対して怒り心頭気味のミドル60女性。「そうよ、イングランドの男ってそう」という相槌を打つ友達。ひとりしきり盛り上がった後で、「愛と結婚しちゃダメよ、保障と結婚するの!」という結論。驚愕。小娘羊女は3度見ぐらいしたいのをぐっと我慢して本を開いてはいたものの、ほとんど内容は頭には入らず。ニュージーランドは自由です。

というわけで今回のカフェ、Ironique。入り口は目抜き通りに面しており、一見小さめに見えますが、奥に広々としたイートインコーナーがあるので、大人数でお茶するのも悪くないかと思います。忙しくなさそうな時間だったら、こうして友達で集まっておしゃべりするには、最適なカフェじゃないかなあ。

ちなみにMt Edenのカフェらしく、午後10:00まで営業している様子。友達とご飯を食べた後のコーヒーにいかがでしょう。(特にCircus, CircusやFrasersが混みまくってるときとか。有名どころですがこの2つは後々レポートします。)

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Ironique
448 Mt Eden Road, Mt Eden, Auckland 1024
駐車場は、Mt Eden Road沿いを住宅街側に入ったところのオフロードパーキングが中心。
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← 個人的にはYou learnとYou Oughta Knowが好き。

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